株主・投資家の
皆様へ

株主・投資家の皆様へ

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様及び関係者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。皆様のご健康と、一日も早い収束をお祈り申し上げます。 ここに、第23期(2021年7月1日~2022年6月30日)の事業をご報告するにあたり謹んでご挨拶申し上げます。 株主の皆様には今後とも末永いご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式会社AmidAホールディングス 代表取締役社長 CEO 藤田優

トップインタビュー 
TOP INTERVIEW

第23期(2022年6月期)の業績と取り組みについてお聞かせください
当期は、主力商品のキーワード検索順位は上位で安定し、販売系サイトへの流入数は前期比10.0%増加しましたが、全体の流入数が減少したことで受注件数の減少につながったことや原油の高騰や急激な円安による物価上昇の影響もあり個人の消費マインドは厳しい状況で推移した結果、受注件数は前期と比較して17,621件減少しました。 経費面につきましては、費用対効果を考慮した上で効率的な運用に努め、販売費及び一般管理費は前期比4.4%減少した結果、当期の業績は売上高30億55百万円(前期比4.3%減)となり、営業利益4億38百万円(同1.8%減)、経常利益4億38百万円(同2.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2億90百万円(同3.6%減)となりました。
第24期(2023年6月期)の見通しについてお聞かせください
2023年6月期の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大による経済・社会活動への影響や、原油高及び急激な円安等による物価上昇によって消費動向などの先行きが不透明な状況が続くと予想されます。当社グループの主軸事業であるEC通販市場も、新しい生活様式に変化はしましたが、EC化率(全ての商取引のうち、電子商取引が占める割合)は引き続き上昇傾向にあります。一方で、印章業界市場全体では、デジタル化推進等により市場規模は減少傾向にあり、企業間での顧客獲得競争はさらに激しくなる状況が続くと考えております。このような環境の下、2023年6月期の連結業績予想につきましては、売上高30億60百万円(前期比0.2%増)、営業利益3億48百万円(同20.4%減)、経常利益3億48百万円(同20.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2億24百万円(同22.7%減)を予想しております。
株主の皆様へメッセージをお願いします
当期の業績は、前期の「過去最大の売上・利益を達成」から一転、厳しい結果となりました。強い危機感を持ちながら、企業としてこれからも成長を続けていくため、ブランディングの強化や既存取扱商品の拡充はもとより、販促・ノベルティ商材の拡大など、既存事業であるEC通販事業の強化に努めてまいります。現状は厳しい状況が続いておりますが、この難局を通過点とし、商品の横展開を敏速に対応できるシステム開発への投資など、持続的な成長と企業価値向上のため、新たな事業展開にも邁進してまいります。
配当政策について
当社は、企業価値の向上とその水準の維持を可能とする範囲において、業績の推移、財務状況、新たな事業への投資等を総合的に勘案し、内部留保とのバランスをとりながら親会社株主に帰属する当期純利益ベースでの配当性向30%程度を目標とした継続的かつ安定的な配当を基本とし、業績の向上に努める方針であります。当期末につきましても、上記方針に基づき1株当たり18.5円の配当とさせていただきました。なお、1株当たりの配当額については、1:2の株式分割を考慮した場合、前期と実質的な変更はございません。